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「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」1巻の感想ネタバレ

「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」1巻の感想ネタバレ

残酷なシーンが多い「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の1巻感想です。

「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」では、醜いからという理由で、友人たちから壮絶なイジメを受ける主人公・ハナ。

いくら何でもやり過ぎでは…と思ったら、ハナは昭和2年生まれでした。

つまり、終戦当時は18歳、ということになります。

時代が時代だけに、イジメは生死にかかわるものになります。

イジメっ子たちの策謀で、樺太からの引き揚げ船に乗りそこなったハナ。

やっと乗り込んだ次の船は撃沈され、母も弟も死んでしまうのです。

これでは、「復讐を考えるな」と言うほうが無理。

必ずあいつらに復讐してやるという怨念が伝わってきます。

ハナは、カラダを売って(醜いので顔は隠して)稼いだお金で、整形手術をして、美しく生まれ変わります。

もちろん、それは復讐のための布石。菜穂子という偽名を使って、女学校時代に自分をイジメた女たちのもとを訪れ、1人また1人と地獄に落としていくのです。

いじめられた方は骨身に刻んで恨みを抱いているのに、いじめた方は、自分たちのしたことなど忘れ、平気な顔で生きていく。

その構造は、現代でも同じです。

学校だけでなく、会社でも、ママ友関係の中でも、イジメは存在します。理不尽な目に遭って、けれどどうにもできない悔しさ。

誰でも、そんな思いをしたことがあるはず。

だからハナの復讐は痛快な気分になる人が多いのではないでしょうか。

ただ、ハナは、4人目の絢子を殺すことはできませんでした。

彼女はハナが行き着く前に、すでに不幸に堕ちていた。

そして、小さな子供を抱えていたのです。

必死に子供を守ろうとする姿は、ハナの心を動かしたようです。

幼くして死んだ弟への思いと、共鳴したのかもしれません。

復讐の鬼と化したハナに、まだ人の心があることを喜びつつも、

この先、その情がハナの首をしめることになりはしないかと、ちょっぴり心配です。

「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~/藤森治見」はスマホで読める漫画です。

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